プリティーシリーズ10周年おめでとうございます!!
現行の「キラッとプリ☆チャン」も長い休止期間を経て、新規エピソードの放送が始まり、無観客ライブの配信も大好評ということでますます盛り上がりを見せる「プリティーシリーズ」。
今回は、子供の頃女児アニメを見ていたわけでもない私が「なぜプリティーシリーズ」にハマったのか、ということを記していきます。
そして今日7月15日「プリティーシリーズ」は10年目を迎えました。いつもありがとうございます!
— アニメ「キラッとプリ☆チャン」公式アカウント (@prichan_PR) 2020年7月15日
今日から10th Anniversaryプロジェクトがスタートです✨
アニメ『キラッとプリ☆チャン』秋の放送回では、歴代の主人公6人を集めたスペシャルCGライブが番組内に登場する予定です!#プリティー10周年 pic.twitter.com/PftuKYrAuq
先に言っておく
私自身「プリティーシリーズ」歴はそこまで長くはないです。
第1作の「プリティーリズム・オーロラドリーム」と第2作の「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」は未視聴ですし、アーケードゲームもプレイしたことはありません。
とりあえず魅力を語る
オタクなので早速語りに入ります。とりあえず作品の魅力を書かないと始まらないですからね。
キャラがかわいい
超絶美少女桃山
まあ当たり前というかなんというか。やはりキャラがかわいいです。
また、この「かわいさ」というのが、「女児からみてかわいいと感じるかわいさ」だというのがとても良いです。
健全なかわいさがあるんですよね。さわやかというか……。
これは個人の趣味嗜好の話ですが、深夜アニメ等で出てくるロリキャラって苦手なんです……。
いわゆるそういう目でみる対象として作られたキャラクターにあまり良い感情を抱けないんですよね。
その点「プリティーシリーズ」はメインターゲットは女児であるため、そういう要素をあまり感じません。
女児からみてかわいい、こうなりたいという憧れを抱けるかわいさなんですよね〜。
女児でもないお前が何言ってんだって?プリパラ見たら女児になるだろお前こそ何言ってんだ
キンプリの男キャラもかっこいい(タイガはどっちかというとかわいい方だけど…)
長スパンゆえの深掘り
最低でも一年かけて放送される作品であるため、キャラクターの深掘りがかなりなされています。
深掘りするがゆえに、そもそも各キャラに厚みがあり、各々強烈な個性を持っています。
(普段は風紀委員長で風紀を取り締まる側なのに、プリパラの中では語尾に「ぷり」をつけていてでもそれは計算した上でのキャラづけで人一倍努力家とか属性盛りすぎぃ!)
やはり長い時間をかけてキャラの成長の過程、結果が見れるのは深夜アニメにはない魅力ですね。
成長の過程を積み重ねた上でみる終盤の怒涛の展開はそれ相応のカタルシスを感じざるを得ません。
例えば、プリパラ2年目の84話「ポップ・ステップ・ぷりぷりぷり!」
この回に至るまで、みれぃの努力、挫折の過程を描いてきたがゆえに、その結果を描いたこの回にはカタルシスがあります。
みれぃのソロ曲「ぷりっとぱ〜ふぇくと」を披露し、無事ゴールドエアリーを手に入れる様に誰もが感動を覚えたはずです。
(この回は、語尾が苦手なひびきがふるえながらもちゃんとみれぃのライブを見届けているところも良い)
キャラの成長を感じ、キャラへの理解が増すごとに、愛着も高まり、より一層作品が好きになるというわけですね。
同じような要素で、長い放送を経て声優さんの成長も感じられるのも良いですね。
超絶ハイクオリティの3DCG
プリティーシリーズのライブシーンは3DCGで描かれます。
このライブシーンで使われる3Dモデルが世界最高峰のレベルでハイクオリティです。
下の動画が実際のライブシーンです。
簡素なキャラクターデザインとは言え、キャラの表情やその変化や柔らかさ、モーションの滑らかさは他に追随を許さないレベルです。
この3DCGの技術はシリーズを重ねていくごとに進化していて、最新シリーズのプリチャンでは、キャラごとの身長の変化や髪型の変化まで考慮して変更を加えているのがすごい。
上記動画はカメラワークも相まって、かっこよさがかなり強調されていますね。
桃山の3Dモデルのかわいさは異次元。
曲が強い
前述したライブシーンと関連しますが、プリティーシリーズは曲が良すぎますね……!かっこいい曲からかわいい曲、電波な曲まで選り取り見取りです。
女児アニメらしからぬ、という表現があっているかわかりませんが、子供向けのアニメの枠を超えた曲の良さがあると思います!
特にアイドルタイムプリパラ、プリチャンの曲の作り込みは半端ない気がします。プリチャンに入ってから有名な作曲家が更に参加していたり、歌う声優自らが作詞作曲したりなど、力の入れようが凄まじいです。
最近アルバムが出たから少しでも気になった人は買いましょう!
キラッとプリ☆チャン♪ ミュージックコレクション Season.2 DX
ライブがすごい
曲が良いのだからライブも良いに決まっているのですが、それだけではありません。
プリティーシリーズのライブは「キャラを演じた声優さんがキャラと同じ声で歌い、キャラと同じダンスを踊る」のです。
これが本当に凄まじい。
どれだけ激しい踊りだろうと、それをこなしながらキャラの声で歌うのです。キャラクターが現実世界にいると錯覚するレベルです。
プリパラとプリチャンでは声優アイドルグループ「i☆Ris」のメンバーが主要キャラを演じていますが、本当に歌いわけがすごい。
彼女らの本来の歌声による歌唱ももちろん素晴らしいのです。ですが、ちゃんとキャラの歌声を作ってきて、それで歌うことでキャラクターを演じきっているのです。声優さん自身がキャラに対して深い愛情がなければできない芸当ですよね。
意味不明な展開
…………。
気になったスクショがあった人はいますぐ本編をチェックだ!
作品ごとに異なる魅力、テーマがある
一口に「プリティーシリーズ」と言っても、10年やってきたわけなのでそれぞれ作品ごとに毛色が異なります。
そのため、視聴済みの作品ごとに魅力を簡単に語ります。
プリティーリズム・レインボーライブ
プリティーリズムシリーズの3作目です。この作品は非常によく脚本が練られています。ゆえにストーリーが第一の魅力と言って良いでしょう。
女児アニメというカテゴリゆえに、アニメ好きの人でも見ていない人が多いのがもったいないと感じます。
この作品では、登場人物の多くが家庭環境に問題を抱えているため、「これ子供向けなの?」と思うような割と重めの展開があります。
それらの問題を解決し、キャラクター全員が明確に成長を遂げます。
それゆえに、クライマックスの怒涛の連続ライブのカタルシスは尋常ではないものとなっています。
個人的に好きなのは、48話「私らしく、人間らしく」のべるのライブシーン。このライブにはべるの一年間が詰まっていて、常に最高の自分をイメージして失敗を恐れないで挑戦し続けるという独白と、歌詞がマッチしているのが最高にエモい。
いやもうべるさんのセリフがかっこよすぎるんだ……。成長したなぁって感じるんですわ……。「Get Music」もかっこいい!
家族とはなにかということについて考えさせられる作品でもありますね。いとちゃんすきだ……。
余談ですが、「Get Music」をカラオケでTVサイズで歌うと、クライマックスの映像が流れるゆえ「映像付きでかつfullサイズより1フレーズ長い」という贅沢仕様なのが神がかっている。
KING OF PRISM
レインボーライブのスピンオフであり続編。
他の作品とは違い、ターゲット層が女児ではないですが、同じスピリットを感じる作品です。メインスタッフも続投しています。
この作品の魅力は「ぶっ飛んだ演出と熱い展開」です。
とにかくこの作品はぶっ飛んでいます。かと言ってギャグアニメかというとそうではありません。ちゃんとそこに熱さがあるのです。(テニプリに近い感じですね)
個人的にすきなのはSSS9話でのアレクのライブシーンもといタイガとのバトルシーン。
アレクのバックボーンを描写した後、かの有名なTRFの「survival dAnce ~ no no cry more ~」をアレクが歌うというかっこよさ。
ライブで会場を破壊した前例のあるアレクに対して、ライブにタイガが乱入してバトルを始めるのですが、このバトルが熱い!
(何言ってるかわかんないかもしれないけど全て事実だ…)
この回が迷言が多すぎて腹筋も鍛えられます。
- また会場を壊す気か!?
- アレクサンダー!今こそトドメをさしてやる!
- バトルスーツにチェンジしない!?
- 先にゴールラインを通過した方が先行になる!
- うりゃあああ!GAME OVER!!
これアイドルアニメだよね?? 何言ってんのこいつら……と感じないレベルで勢いがあるのがすごい(?)。
敵キャラに位置するアレクがとても魅力的に見えてしまうのものキンプリの良いところですね。特にこの回は成長が感じられるライブなんですよね。良い。
アレクの「survival dAnce ~ no no cry more ~」カラオケにないから追加してほしい……。
後編へ
……3000文字くらいの軽めの記事にするつもりが……。
作品の魅力に関しては、残りがプリパラとプリチャンということで、まあ長くなるのは目に見えているので、一旦ここで終わります。
ということで、後編に続きます。
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