まいにちくらくら

アニメの考察感想とか

「響け!ユーフォニアム 宇治でお祭りフェスティバル」に行ってきました

 先日、「響け!ユーフォニアム 6回目だよ!宇治でお祭りフェスティバル」というイベントに参加してきました。

このイベントは、京都アニメーション製作の「響け!ユーフォニアム」シリーズの公式イベントで、本作の舞台である宇治にて行われていたものです。今回で6回目の開催となっており、私自身初参加でとても楽しみにしていました。毎回あがた祭りに合わせて開催されるのですが、今回は延期に延期を重ね、漸く開催に至ったという感じです。(今年は残念ながら出店はなかったですが……)

結果的に非常に楽しめたイベントでしたので、備忘録も兼ねて記事として残したいと思います。

 

会場

 会場は「宇治文化センター」でした。劇中の話で言えば、1期の「第十一回 おかえりオーディション」などで出てきた建物ですね。

響け!ユーフォニアム 第十一回 おかえりオーディション より

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

 

開場まで待っている間、この辺りで待っていたので、「ここって愛の告白したとこやんか〜〜」と心踊っていました。

 

イベントが始まる

 人入りが少し遅れていたようで、イベントの開始は10分ほど遅れていました。

キャストの皆さんが登壇し終わると、多少小話があった後、早速コーナーにうつりました。

 

響け!ユーフォニアムを振り返るコーナー

 正式名称は忘れました……。内容としては、今までの話を思い出そうという面持ちで、アニメ本編の映像を見つつ、キャスト陣がコメントするというもの。円盤特典のコメンタリーとか大好物なので非常に楽しめました。

 

 初っ端に流れたのが、一期の「香織と麗奈の再オーディション」の映像。前述した通り、イベントの会場自体がこの描写があったところなので、本編を擬似体験しているようなものですよね。「なんでお前が泣いてるんだよ!とみんなに叩かれたところです」と山岡さんがいうと拍手が。確かに一期の頃は優子が嫌いという人も多かったような……。

 

その次に、伝説の8話の「葉月の失恋の部分」が流れ、その後「久美子と修一の描写」が流れるとキャスト陣も大荒れ。修一役の石谷さんがいじり倒される様は見ていて楽しかったです。石谷さんめっちゃ汗拭ってたなぁ……。

あとは「なかよしかわの描写まとめ」が流れたり、最後の「三日月の舞の演奏シーン」はキャスト全員で魅入ってましたね。

 

あとは滝先生のかっこよさに痺れる安済さんとか、香織先輩に興奮する山岡さんとか。上向き矢印のついた修一のTシャツを「高揚感Tシャツだ!」といじっているのも面白かったです。

 

 

バラエティコーナー 

 1番の先輩を決めるクイズコーナーでした。1年生役のキャスト3人から事前に集めた回答をもとに登壇キャストがクイズに答えるといった感じ。

黒沢さんは「先輩になりたくない〜」といってましたね。クイズの内容が意外と難しく?(というか私的な内容もあり)、割と苦戦されてましたね〜。ヒントが悪いよヒントが。

 

 次は何かしらのミスをした後輩をフォローする先輩を演じるコーナー。ここでも石谷さん大活躍でした。

面白かったのは「先生を間違ってママと呼んでしまった後輩に対する一言」というお題で、豊田さんの「私をママと呼びなさい」という答えに幼児化する北宇治カルテットの面々とか。

twitterでアカウントを間違えて誤爆した後輩に対する一言」というお題では「どんな誤爆?」と焦る黒沢さんに「うんち!」と言う山岡さんがフォローし、最終的に「次は絵文字にしなさい」とかっこよく言う黒沢さんとか。

 2人で後輩役と先輩役を即興でやったりとかして、色々見どころの多いコーナーでした。

なんというこの辺は言葉では伝えづらいですね……。

 

朗読劇

 定期演奏会でもお馴染みの生朗読劇。キャストの皆さん全員演技がすごい!キャラクターがその場にいるような感覚がありました。毎回思うんですが、特に麗奈役の安済さんは役とご本人のテンションがえらい違いなので、役にスッと入り込む様が非常にかっこいいです。黒沢さんのホントに自然な演技も素敵。朗読なのに間がリアルなんですよ。

 

 劇の内容としては、出し物を決めるという内容でした(なんの出し物かは忘れた)。久美子が部長になっていたので、時系列的には誓いのフィナーレのあとでしょうか。

北宇治カルテットの面々で出し物を決める話合いをしていると、流れで夏紀と優子が入ってきて、久美子と麗奈がモノマネ対決をすることになり…………みたいな話でした。

安済さんの「香織先輩マジエンジェル〜」という優子のモノマネが非常に似ていました。黒沢さんの「カモンジョイナス!」もかわいかったです。

 

告知コーナー

 最後に告知。「お祭りフェスティバル」では毎回大きい告知があるので、今回もあることを期待していましたが、本当に嬉しい告知がありました。

 

www.youtube.com

 

来年に「アンサンブルコンテスト編」のblu-ray発売&劇場上映、再来年に「久美子3年生編」のTVシリーズ放送決定です!!!

 

ありがと〜〜〜〜〜!!!!!もうほんとに感謝しかないです。会場でも盛り上がりが半端なく、拍手が全然止まなかったです。私は堪えきれずに泣いてしまいました……。

ここで石原監督も登壇され、本作に対するコメントをくださいました。なぜTVシリーズでやるのかとか、アンサンブルコンテスト編を拾った理由とか。監督自身も色々な思いがあるでしょうが、その胸中を思うとただただ感謝しかありません。

 

キービジュアルの少し大人びた印象を受ける久美子の後ろ姿が美しく、期待が膨らむばかりです。「アンサンブルコンテスト編」を拾ってくれるのも嬉しいですし、まさかの3年編がTVシリーズ!嬉しい限りです。

 

 イベントも終わりに近づき、最後にキャスト陣、石原監督からコメントが。

印象的だったのは、黒沢ともよさんが泣いてらしたことです。涙ながらに「悪いことせず最後まで演じきります!」と言ってくださったのはファンとしても嬉しい限りでした。

 

 

未来へ

 「響け!ユーフォニアム」という作品は自分にとってとても大切な作品で、同じ趣味をもつ同志が集った場で、映像として続報を聞けたこと、その喜びを分かち合えたことは非常に嬉しかったです。

あまり言いたくはないですが、たった一時でも続編を諦めそうになってしまった瞬間、もう見れないかもしれないと過ったことがあるからこそ、その喜びは一入でした。

リアタイ時には周りで誰一人として見ていなくて、語れなかったのが残念でしたし、2期もあるかどうか微妙なラインだったので、劇場版と2期が決まった時は本当に嬉しかったのを覚えています。その喜びを遥かに凌駕する、大きな思いが今回、心に沸き上がっていました。

 

 まずは来年の「アンサンブルコンテスト編」ですね。まだ先の話ですが見るのが楽しみです。それまで、また何度も過去作を見直そうと思います。8月に渋谷で開催される、サマーコンサートも楽しみです!!

 

 最後に現地でお会いしたフォロワさんと飲んだお酒。アメリカンなバーで良いお店でした!