まいにちくらくら

アニメの考察感想とか

私がプリティーシリーズにハマった理由 後編

プリティーシリーズ10周年おめでとうございます!

10周年記念放送ならびに「パラダイストレイン」最高すぎて震えました……。

 

今回は1ヶ月前に挙げた記事の後編にあたります。

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

 

前編はこちら↓

eveydayanime-9rakura.hatenablog.com

 

 

 

 

作品ごとに異なる魅力、テーマがある

前編ではレインボーライブとキンプリについて触れましたが、後編ではプリパラとプリチャンについて語っていきたいと思います。

 

プリパラ

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

ニメの放送が終わった今でもライヴが開催されるほどの大人気アニメシリーズです。プリパラだけはみたって人も多そう。

 

約3年間放送しており、全140話と膨大なエピソードの数があります。その後の「アイドルタイム プリパラ」も含めると全191話もあり、なかなか他人に勧めにくい作品ですね。

確かAmazon Primeで全話みられますが、プリティーシリーズはニコニコのコメント文化と非常に噛み合いが良いので、dアニメストア ニコニコ支店で見ることをお勧めします。というかみて。

 

この作品の魅力は何と言ってもその「カオス感」だと思っています。

 

プリパラには様々な要素が入り乱れており、それが濁流のように押し寄せてくる作品であるため、「何が魅力なのか」と一言で表しにくいです。

 

正直に言ってしまえば、ダレる展開もなくはないです。ですが、毎回のように押し寄せる、キャラの濃さからくる情報量はカオスといって差し支えないと思います。

 

そして、圧倒的主人公であり終身名誉小学6年生でありママであり神アイドルでもある真中らぁらという存在なくしてプリパラは語れません。

 

プリパラにはモブも含めて非常に濃いキャラが大量に登場します。ですが、それらに食われないほど圧倒的な存在感を示しているのが「真中らぁら」なのです。

 

み〜んなトモダチ!み〜んなアイドル!」というテーマはブレずにずっと物語の芯となっているのもすごいですね。

 

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プリパラポリスすき

 

はりプリパラは1話の完成度が凄まじく高いです。うわぁ…ときめくなぁ…。

 

アバンの心地の良い疾走感から始まり、超絶神曲である第一OP「Make it!」が流れます。もうこの時点で視聴者はプリパラの虜です。

 

最序盤の目標である「北条そふぃ」、1年目のラスボス的存在である「ファルル」の存在を匂わせつつ、校則により縛られているという現状を示し、委員長としての「南みれぃ」も登場します。のちにプリパラ内でもみれぃが出てきますが、これはこれで強烈なキャラクターをしています。プリパラは好きぷり?

 

1話だけでも何度も出てくるらぁらの口癖「かしこまっ!」は印象に残りやすいですね。

 

いや〜テンポが凄まじい……。1話限定のイケボらぁらもありますしね。伝説はここから始まった……。

 

あとピックアップすると、私はそふぃが好きなので21話「解散!?そふぃ様親衛隊」が好きです。2nd Seasonは最後の87話「語尾の果て」ですかね。

3rd Seasonは一番好きなせいで好きな回多すぎて選べませんw 

 

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / IPP製作委員会

アイドルタイムは終盤が怒涛の展開すぎて40話以降ずっと好きなのですが、49話「誕生しちゃうぜ!神アイドル?」が熱くてすき。最後はドレッシングパフェがきてリスクを恐れずライブ会場に向かっていく……この姿がかっこよすぎる。

 

そこから流れる「Get Over Dress-code」には今までのドレシが詰まっていて最高……。プリパラを象徴する女、あじみ先生が出てくるのもすき。50話も神回。51話も神回。52話は…………え?存在しない……?アイドルタイム2期をお願いします。

 

また、プリパラは実質最終回があった後にお遊び回があり、そのおかげで喪失感が薄れるのが良いですね。プリパラは終わらない…。

 

そういえばいい加減Joy Soundに「Believe My DREAM!」追加してくれませんかね……。

 

 

キラッとプリ☆チャン

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

行シリーズです。配信を取り入れていて時流に乗っていますね。

 

プリチャンはまだ最終回を迎えていないので、難しいところもありますが、この作品の最大の魅力はおそらく「桃山みらい」という主人公の存在だと思います

 

正直プリチャンの1年目はプリパラに比べておとなしい印象がありました。そんな中でも「桃山みらい」という主人公が異質な個性を発揮しています。

 

みらいは普通の女の子です。なんか妙なリアルさがありますよね。身近なアイドルのサインを欲しがったり、他人への興味が少し薄かったり。

 

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

通の女の子として描かれているみらいが「やってみなくちゃわからない。わからなかったらやってみよう!」 そういって周りを巻き込み新たなことにチャレンジしていく。

その過程が時にコミカルに、時にシリアスに描かれているのがプリチャンです。

 

そうなんだ桃山と揶揄されるように、みらいは「そうなんだ」が口癖のように扱われています。時々見せる無表情や不思議なポーズなど、みらいは主人公ゆえにシュールな笑いを起こすこともあり、それも魅力ですね。

 

そして、みらいはちゃんと主人公してるのです。そこがまた良い。

 

またこれは個人的な見解ですが、自分のかわいさを理解してそうなところが本当にすきですw

 

キャラデザや設定を初めてみた時と比べて、ここまで印象が変わったキャラクターもいないですね。それだけ「桃山みらい」というキャラクターは味わい深いです。

 

 

リパラのように直接的な努力描写はないですが、1年目から2年目へ、2年目から3年目へとキャラクターの成長が如実に感じられるのも良いところですね。

わかりやすいところでいえば、キャラクターの身長の変化がしっかり反映されているところでしょうか。

 

1年目の最初には一歩踏み出せなかったみらいが、2年目には、引っ込み思案であった「虹ノ咲だいあ」を導いていく存在となるという流れもよく練られていると思います。

 

 

に好きな回としては、84話「ロケットハート!宇宙に届け!だもん!」が挙げられます。なんというか一番プリチャンしてるなぁという回で、ミラクルキラッツの面々のコミカルな絡みと、登場作品を間違えてる気がする星ねぇのインパクトが合わさり、賑やかな印象を受けます。

レア曲「ロケットハート」が披露される回でもあり、ロケットハートの映像見たいな…と思うたびに見返してしまうものです。

 

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

また、「ツヨキ!ツインテール」が披露される、第88話の「あんなとえも!なかなおりサバイバル! だもん!」も外せませんね。

これもあんなとえもの成長が感じられるエピソードで、序盤からずっと描かれてきた二人の関係性を3話かけて進展させています。

 

というか、やはりプリチャン2年目はあまりにも面白く、どの回も素晴らしいです。本筋がどれも素晴らしい。いやこれ1年目(もしくは2年目)の展開かよ……と思うことが多いです。

あと1年目からメルティックスター関連の話はどれも良いですね。

 

 

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スペシウム山すき。ほんき山もっとすき

 あとは外れたところで言えば、43話「チョコ作ってみた!」ですかね〜。

おしゃまトリックスがいたずらをする、という流れの話ですが、おしゃまの2人とみらいの妹「ひかり」の絡みが尊い

地味なところでは、この回はおしゃま2人とえもの前世(中の人が前作で演じたキャラ)が垣間見えるシーンがあるのが面白いですね。

 

やはりプリチャンは最高……。

 

 

さいごに 

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© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会

シリーズ10年の歴史は女の子たちをキラキラに輝かせた歴史。
「プリティーシリーズ」は、この先の10年も女の子の夢を応援すること
を宣言します。

 

プリティーシリーズ 10th Anniversary プロジェクト|スペシャルサイト|タカラトミーアーツ

上記はプリティーシリーズ10周年に際して、公式サイトで発表されたメッセージです。

 

これをみて感動しない人間がいるのか。私は女児ではないですが、代わりに人生を輝かされたんですよ。楽しい思い出をいっぱい貰ったんですよ。もう心は女児なんですよ。キラキラに輝いてんだよこっちは!(ユメ目)

 

そしてこの先10年間もシリーズは続くという……ありがとうございます。

 

ゲームはプレイしていませんが、アニメ本編からライヴ、中の人のブログまで、現行でとても楽しませてもらってます。

 

私はこれからも、プリティーシリーズを応援していきます。

eveydayanime-9rakura.hatenablog.com