こんにちは、くらくです。
6月8日をもって、メインブログ「くらくらころころ」を開設して一年がたつことになります。
ということで、今回はブログをはじめて一年たった今、今までかいてきた記事を振り返りながら、思ったことを書いていきます。
きっかけはなんだったか
はじめたきっかけとしては、3つ挙げられます。
まず、一つ目に個人ブログという文化がすきだったということ。
もともと個人ブログという媒体がすきで、何かしら調べものをする場合には良く読んでいました。
例えば、アニメの感想とかを見たいときは、不特定多数の人間が多く感想を書き連ねるまとめブログより、一個人が特定回に対して深く考察し、感想を書き連ねる記事を好みました。
これはメインブログで扱っているTCGにおいても同じことがいえます。遊戯王というコンテンツを扱うブログにおいては、まとめブログが根強い人気持っており、いわゆる大手といわれるブログはほとんどがまとめブログでした。
(当時は特にそうでしたが、最近はその傾向が薄くなっているのが嬉しいところですね)
私が大手ですきなのが、「初手フルハウス」「やさしくころして」「遊戯王の軌跡」辺りだったので、個人ブログがすきだというのがわかるかと思います。
フォロワさんの中にもブログを書いている方が少なからずいて、すきだったブログの管理人さんと繋がれたというのもあって、いつか自分も書く側になれたら、と思っていたのが一つ理由としてあります。
二つめに何かしらのアウトプットをしたいという欲があったということ。
アニメの感想なり、カードの考察なり、なんでも良いので自分の考えたことを文章として形にしたい、という欲がありました。
とはいえ、7月8月に色々あったということもあり、モチベーションの維持にはかなり苦労しました。
そこで読んだのがこの記事。
フォロワさんであるぴーまんさんの記事です。ぴーまんさんのブログは以前からすきで、この一年前にもまいにち投稿という形でたくさんの記事を書いておられました。
ぴーまんさんは個性的なデッキ紹介から、日常的な気づき、哲学的な話まで色々なテーマで記事を挙げられています。私は特に鳥オフのデッキ紹介とがすきですね。アドカレの記事もタイトルが秀逸ですき。
(セブンの商品紹介とかずるいと思います。買いますよあんなの)
その中でもこの記事のこの部分が刺さりました。
自分が書いた記事や本が千年後に読まれるのもいいが、生きているうちに読んでもらうのも、「自分という存在を広げる」という意味で価値があるのではないか。
〜中略〜
「第二の死」という言葉があるように、肉体が滅んでも、人間は忘れ去られるまで生き続けることができる。自分という存在の影響範囲を時間軸と空間軸の両方向に伸ばして生きたいという生存欲求が「かく」ことの源泉になっていると僕はにらんでいる。
自分が生きてきた証を記事という形で残していける。
そう考えたら、記事を書くという行為が自分の中でとても大きな存在となりました。
(9月から投稿頻度が増しているのはこのせいですね)
「自分という存在を広げる」という意味では、記事投稿を続けることで大きく達成できたと自負できます。
アドカレへの参加のきっかけにもなったこともあって、ぴーまんさんには感謝しかありません。
三つ目に書くことがすきだったという点があります。
私はもともと「文章を書く」という行為がすきでした。
高校時代には小説を書いていましたし、理系なのにも関わらず、入試には小論文を用いました。読書感想文の代行なんかもしてましたね。
前述した通り、読むこともすきでしたが、それ以上にとにかく「文章を書く」ということがすきだったのです。
すきなコンテンツに対して、徹底的に考察し、その考えをまとめて記事を書く。この楽しさに気づいた時、自分の中でブログという存在がとても大きくなったことを実感しました。
なぜはてなブログを選んだか
ブログを始めようと思った段階でまず考えたのが、どの媒体にするかということ。
まず候補として上がったのが「WordPress」。
もともと研究室の進捗報告では「WordPress」を用いて記事を書くといった形で進めていたため、最初に候補に上がりました。
次に、「note」。
当時はかなりポケカを真面目にやっていて、noteの記事を読むことが多く、noteの簡単さ、利便性の高さ、収益化のしやすさは高く評価していたため候補に上がりました。
とはいえ、後々収益のことを考える際、TCGの情報という一過性のものに「金銭的な価値」を付与できるのは有名プレイヤーだけであり、私のような実績のない人間には向かないのでは、とも思いました。
(結局、後にnoteも開設したんですけどね)
そんな中で、ブログの媒体として「はてなブログ」を選んだのは2つ理由があります。
2つ目についてなのですが、はてなブログにはグループという概念があって、そのグループ内の人に記事を読んでもらいやすくなるというのがあります。
とにかく、誰かに読んでもらわなければ記事は「死んでいる」のも同然です。
記事を読んでもらうには、何かしらSNS等で拡散することが必要です。とはいえ本垢の方のFF比を見ればわかりますが、私には拡散力などほぼないに等しいため、twitter以外に頼る他ありませんでした。
その点はてなのグループ機能はかなり有用でして、同じような人たち同士で記事を読み合うことで閲覧数を増やすことができるのです。
そういう点では、はてなが自分に一番あっていると感じ、はてなを選びました。
記事を書く上で意識していること
あげればきりがないですし、日々記事を書くことで増えていくものなので、一番意識していることを書きます。
自分の意見を示すことです。
前述した通り、私は個人ブログがすきです。それは筆者の意見が大きく反映されるからというのが大きいです。
TCGブログ、特に遊戯王においては、他人の意見を勝手にまとめただけ、ただ情報を羅列しただけという記事がたまにあります。
(とはいえ最近は本当に良い記事が増えましたね)
確かに情報のまとめは有益です。私もそういう記事を書くことはありますし、欲することも多いです。
とはいえ、私はその記事の筆者の意見を知りたいのです。
まとめた上で、何を思ったか、何が有益だったかを記してある記事は信頼できます。
そういう記事はすきです。
その人がどう思ったのか、それを知ることが自分の糧となり、筆者への思いを募らせます。
文章はその人の人となりを大きく表します。
特にブログのような定型文がなく、形の決まってないようなものではそれが顕著です。
「自分という存在を広げる」ためには、記事を通して自分を知ってもらう必要があります。
「この記事を書いた人はどんな人なんだろう?」そう思って欲しいし、そう思ってもらうために私は自分の意見を記事に盛り込みます。
今後もこれは変わらないと思います。
今まで一番うまくかけた記事は?
yamachi-9rakura.hatenablog.com
間違いなくこれですね。どの記事でも公開したあと、かなりの回数修正を行いますが、この記事は本当に少なかったです。
読み返していて、自分の意見をうまく言語化できたと感じます。
yamachi-9rakura.hatenablog.com
アドカレの記事もすごく評価していただけてとても嬉しいですが、個人的にあれは「もっと書けたのに抑えてしまった」という点が非常に心残りでして、読み返すと当時忙しかったんだなぁと思ってしまいます。
(この辺りはラジオで語りたい)
eveydayanime-9rakura.hatenablog.com
このヴァイオレットの記事もかなり時間をかけて書いたので、綺麗にまとまっていると自負していますが、視覚的なパンチが弱いなぁと感じます。(当時はまだBDが未発売なため仕方ないですが)
yamachi-9rakura.hatenablog.com
「聲の形」の記事もかなり気合いを入れて書きましたが、半年以上経って後編が出ていないので論外ですね笑
数字的な意味で伸びたなど、客観的に評価されている記事については次回書きたいと思います。
さいごに
考えをまとめるのに時間がかかりましたが、自分が感じたことを記してみました。
ブログを初めて、本当に良いことばかりでした。これもひとえに読んでくださるみなさんのおかげです。見る人の少ないここでいうのもなんですが、お礼申し上げます。
(恥ずかしがり)
これからも初心を忘れず高い意識を持って、変わらず記事投稿を続けていきたいと思います。
次回は、閲覧数や収益についての話を絡めて、客観的に自分のブログを評価してみたいと思います。
eveydayanime-9rakura.hatenablog.com